介護施設での在宅医療を考える(1)

  • 2012.05.06 Sunday
  • 08:00
 要介護者の家庭環境
平成22年の国勢調査で、大阪府は独居高齢者率が22.1%であり、全国で3番目に多いことが明らかになっています。(ちなみに一位は東京都 23.6%、二位は鹿児島県 22.8%、全国平均 16.8%)
また平成17年の国勢調査では20.9%であり、増加傾向にあります。

要介護者の家庭環境2
豊中市における要介護認定者の家族構成です。
要介護状態にあっても、独居生活を送っている高齢者が30%を超えており、75歳以上の老々家庭も20%近くにのぼっています。

大阪は、独居高齢者が多く、要介護状態になっても独居生活を継続している高齢者が多いことがわかります。
このように在宅での生活を続けること自体が困難になっている中で、在宅医療を提供することはさらに困難なことです。

そのために在宅での生活が困難になった高齢者は、介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム、特定施設、グループホーム等)の介護施設に入所されることになる。
当院が在宅医療を提供していた患者さんも入所されることがあります。

つまり介護施設で、在宅医療を提供することも必要なのです。
当院は介護老人福祉施設(1ヶ所)、特定施設(5ヶ所)、グループホーム(5ヶ所)に入所されている患者さんの診療を担当させていただいております。
入所者全員の診療を担当している施設は1ヶ所のグループホームのみで、他の施設はパーキンソン病患者、周辺症状の強い認知症患者を中心に担当させていただいております。

当院では在宅医療を提供できる環境を整えるために、平成20年度より当院が診療している患者さんのいらっしゃる介護施設スタッフを対象に研修会を開催しております。

平成24年度も以下のスケジュールで開催いたします。
05月26日:看取り
06月23日:こんな時どうします?(発熱や転倒時の対処法)
07月21日:認知症
09月29日:パーキンソン病
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