院内症例検討会(平成25年09月)

  • 2013.09.13 Friday
  • 15:45
当院は複数の医師(常勤 4人、非常勤 3人)、看護師(常勤 18人、非常勤 2人)、療法士 5人等で在宅医療(訪問診療、訪問看護、訪問リハ)、レスパイトケア入院を提供しています。

複数のスタッフで関わりを持つ場合、スタッフによって患者さんへの関わり方に対する考えが異なることがあります。みんなで同じ方向を向いて患者さんを支えるために、院内スタッフでカンファレンスを行っています。
またカンファレンスは、困難事例では他のスタッフにアドバイスを求める場としても活用しています。

先月分は、内容に問題があったので、ブログにはアップしていません。

【問題点】
コーケン・ネオブレス ダブル・サクションとアモレ SU1を導入するか否か?

50歳代 男性 筋萎縮性側索硬化症

当院からの訪問診療は行っておらず、レスパイトケア入院のみ利用している。
発症6年で、TPPVを導入している。
現在、体幹・四肢は全く動かすことができない。頭頚部でスイッチ操作をし、コミュニケーションエイドを使用している。
家族の介護負担軽減のために、コーケン・ネオブレス ダブル・サクションとアモレ SU1を使用している。
レスパイトケア入院時には、トラキオソフト・エバック・ランツ付にカニューレを交換している。

自宅療養中は、1日の吸引回数は15回/日程度であったが、入院中は35-52回/日へ増加している。吸引を希望されても、何も吸引されなかったことが多かった。

当院が訪問診療しているトラキオソフト・エバック・ランツ付カニューレを使用している患者では、夜間の吸引が必要なケースはなかった。そのためコーケン・ネオブレス ダブル・サクション導入の必要性を感じていなかった。
またコーケン・ネオブレス ダブル・サクションを使用していた患者で、レスパイトケア入院後トラキオソフト・エバック・ランツ付カニューレへ交換した場合、特に吸引回数が増加することはなかった。

【対応】
このケースは、本人の心理的問題で吸引を希望している可能性は否定できないが、コーケン・ネオブレス ダブル・サクションとアモレ SU1を試用してみることも必要であると考えた。
次回、入院時に試用を考慮することした。
(但し、気管カニューレの種類を増やすこと事態は、安全管理上好ましいことではないと考えている。)
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