院内症例検討会(2)(平成25年07月)

  • 2013.07.12 Friday
  • 15:50
2、3例目です。

【問題点】
NPPVを使用されているケースで、鼻梁部の皮膚トラブルに有効な手段はないか?

40歳代 女性 筋萎縮性側索硬化症
 NPPV開始後、2年3ヶ月。24時間使用。離脱すると、SpO2はすぐに低下し始める。

70歳代 男性 筋萎縮性側索硬化症
 NPPV開始後、1年10ヶ月。夜間のみ連続使用(8時間)。

入院すると、双方のケースともに鼻梁部の皮膚トラブルは増悪している。
回路外れアラームやエアリークの音が気になるとの訴えが強く、自宅よりもマスクをきつく締めているためと考えられた。
また、頻回にマスク・フィッティングを希望されるために、良いポジショニングでのフィッティングが行なえずに、応力が働く頻度が高いことも原因と考えられた。
自宅では、アラームが鳴っても家族は気にせずに、ボタンを押さずに自然に消えるのをまっていたとのこと。
レスパイトケア入院中にトータルフェイスマスクの使用も試みたが装着感の問題により使用できなかった。


【対策(予防)】
_J向ではなく、上下方向でのフィッティングの徹底
▲戰襯箸鬚弔韻燭泙泙如微調整を行なわず、一度ベルトを外してから調整を行なう
フィッティングと同時に頭の位置確認も行なう。
NPPV導入早期からマスクのローテーション(フルフェイス ⇔ トータルフェイス)を行い、トータルフェイスマスクにも慣れてもらう。

【対策(治療)】
〜甦から治療開始
貼付剤を使用(クッション性を期待して2枚以上貼ると、圧迫の原因になるので1枚のみとする)

【残された問題】
夜間の人手が少ないときに、頻回のマスク・フィッティングに対応できない可能性が高い。
一過性にリーク量が増加した時に、実際には回路は外れていないが、回路外れアラームが鳴ることが問題の一つであり、入院中はアラームの設定を変更することも、考慮する必要があると考えている。
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