新患カンファレンス(平成25年01月)

  • 2013.01.18 Friday
  • 15:45
新患カンファレンスも、院内症例検討会と同様に諸般の理由から中断しておりましたが、今月から再開しています。

毎月第3金曜日、15時45分から約1時間のスケジュールで開催しています。

昨年12月から1月18日までに開始した在宅患者さんが対象でした。

新患カンファレンスでは、病歴などは配布資料を参照しながら「医学的問題」「心理的問題」「社会的問題」について、1ケースにつき数分以内に担当医がプレゼンテーションしていきます。その後、他の医師、看護師、保健師、療法士等から意見が出され、その患者の当面の治療の方針を決定し、他のスタッフも確認します。

途中で、診療方針を変更する必要が出てきた場合には、院内の症例検討会にかけるか、急ぐ場合には、臨時でスタッフを招集してケースカンファレンスが始まります。

今月は11ケースでした。
・筋萎縮性側索硬化症 2人 (うちNPPV 1人)
・レビー小体病 4人(パーキンソン病 2人、認知症を伴うパーキンソン病 1人、レビー小体型認知症 1人)
・筋緊張性ジストロフィー 1人(NPPV)
・脳出血後遺症 2人
・レノックス・ガストー症候群 1人(キャリーオーバー例)
・肺癌 1人

医学的に問題になった点は、
・パーキンソン病の運動症状コントロール困難
 経過や現在の筋力から考えて、患者・家族の希望する運動機能まで改善することが難しいと考えられました。
・パーキンソン病の運動症状以外の症状に対する治療
 抑鬱症状や有痛性ジストニアなどに対する治療が積極的に行われておらず、患者のADLに影響を与えている可能性があり、治療の余地があると考えられました。
・肺癌患者の疼痛コントロールが困難であり、もう少し早くご紹介いただければ、当院・患者ともに、苦労が少ないと考えています。

心理的に問題になった点は、
特徴的な認知症患者はなく、脳出血後遺症の患者さんで失行・失認が認められており、その内容を今後、サービスに入る介護スタッフ等に説明してく必要性があると考えられました。

社会的に問題となった点は、
介護者が2人以上同居している患者は2人(1人は高齢の両親、1人は配偶者と娘さん)、配偶者が一人で介護している患者が7人、独居患者が2人であり、家族介護力が乏しい患者がほとんどであった点です。また経済的に困窮している患者さんも少なくなく、コストパフォーマンスの高いサービス導入を心がける必要がありました。
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